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イラストとか漫画とか気軽に

印刷愛を語る

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私は絵を下書きから仕上げまで、すべてパソコン上で書いてます。紙に出力した自分の絵を見ることがなく、本の刷り色見本が届いただけでもテンションが上がるほど、ここ数年さっぱりしていませんでした。

ですが私は印刷物が大好きです。印刷に最初に興味を持った頃、コンビニコピーでですが、自分の絵が何枚も量産される様に不思議な感覚を持っていました。なんだかくすぐったいような、これが自分以外の人の手元に行くのか…という不思議な感覚です。当時はメインは友達でしたが、それでも同じ絵が量産されるということは、それだけ人の目に触れる機会が多くなるということが、当時の私をとてもワクワクさせてくれました。

同人活動でグッズや冊子の印刷をするようになって、その気持ちはどんどん膨らんでいきました。まだまだネットで公開しているものなんて、紙に出力された作品と比べるとサブ的な扱いの時代でした。今も印刷物の方を重要視している方はいますが、やはり若い世代はそうでない方が多いのかなという印象です。

印刷の魅力が一番伝わるのは多色刷りの印刷物だと思っています。フルカラーの印刷は4色、あるいはそこに数色増える場合もありますが、複数の色を混ぜて複雑な色合いを表現する印刷です。ご家庭のインクジェットプリンターの出力もこれになります。多色刷りは簡単に言えば版画のような印刷です。1色につき、刷り版が1つ。それを複数重ねていきます。フルカラーは混色での色の再現になりますが、多色刷りはインク本来の色やインク同士の重なりを楽しみます。絵の具で緑を使いたい時に、青や黄を混ぜて理想の色を作るよりも、気に入った緑の絵の具を使う方が発色もキレイで手軽なのをイメージしてください。(もっと厳密にいうと全然違いますが、そんな把握でいいと思います)

フルカラーの印刷で楽しむのがなかなか難しい色の発色を楽しむこともでき、どことなくアナログな暖かさがあるのが大好きなポイントです。そんな大好きな印刷方法で出来上がった本ができました。近しい方に配れるようにワニブックスさんがまとまった数を送ってくれました。自分の絵だらけで、久しぶりに、昔にまだ自分の絵を自費で刷っていた頃のくすぐったいような不思議な感覚になりました。

同人活動やアート系のイベントに出るのをやめた時、もうこういうものを作ることはないだろうと思っていたのですが、まさかこんな形で再び自分の絵が印刷されるとは…!人生なにがあるかわかりません。

久々に印刷愛が再び高まっています。また何か自分でも作りたいなぁ。